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世界で一番早く新年を迎える国はどこか

日付変更線とタイムゾーンの関係から、世界で最も早く新年を迎える国・地域と、最も遅く迎える国・地域を解説します。

大晦日、世界のどこかが真っ先に新年のカウントダウンを終えます。この「世界で一番早い新年」は、日付変更線とタイムゾーンの位置関係によって決まります。

最も早く新年を迎えるのはキリバス

世界で最も早く新年を迎える国・地域は、太平洋島嶼国キリバスの一部、特にキリティマティ島(クリスマス島)です。キリティマティ島はUTC+14という、地球上で最も進んだタイムゾーンを採用しており、UTCより14時間早く新年を迎えます。このサイトでも、タイムゾーン計算の境界値検証用データとしてキリティマティを収録しています。ただしキリティマティ島の人口はわずか数千人程度と少なく、世界的なテレビ中継では、UTC+13(サマータイム期間中)を採用するニュージーランドのオークランドが「世界で最初に新年を祝う主要都市」としてしばしば取り上げられます。

なぜキリバスがこれほど東に進んでいるのか

もともとキリバスの国土は、日付変更線を挟んで東西に分かれていました。1995年、キリバス政府は自国内で日付がバラバラになる不便を解消するため、東側の島々の日付を1日進める形で、日付変更線を国の東側に大きく迂回させました。この変更により、キリバスは世界で最も早く新年(および毎日の日付)を迎える国となりました。

2番目に早いのはトンガ・サモア周辺

キリバスに次いで早いのが、UTC+13を採用するトンガや、2011年に日付変更線を西側に移動したサモアです。一方、お隣のアメリカ領サモアは、日付変更線を挟んでサモアのほぼ真逆(UTC-11)に位置しており、同じ「サモア」という名前を持ちながら、新年を迎えるタイミングが実に24時間近くもずれています。

最も遅く新年を迎えるのは?

反対に、世界で最も遅く新年を迎えるのは、UTC-12のベーカー島・ハウランド島(アメリカの無人島、正式な住民はいません)です。もし仮にここに人が住んでいたとすれば、キリバスより実に26時間遅れて新年を迎えることになります。

このサイトでの確認方法

このサイトの世界時計に複数の都市を追加し、日時指定モードで大晦日の日時を指定すれば、各都市がその瞬間に何年の何月何日を迎えているかを一目で比較できます。キリバスとベーカー島・ハウランド島の両方を追加しておくと、地球上に存在しうる最大級の日付の開きを実感しやすくなります。

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